Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラピスラズリ(連載中) > ラピスラズリ 41

ラピスラズリ 41

膝を突き合わせ指示を受け終えた。

私に作業を託したあとは
田島さんは社内の仕事に外出と
動き回らないといけない。

最後に質問を返したら、田島さんは
う〜ん…と悩ましい顔をして止まった。

沈黙のあと、二人で苦笑する。

「どーすっかな、それなー。
形になった所で連絡貰おうかなー。
ん〜…」

考え込む田島さんは可愛らしい…

「何でニコニコしてんの。余裕じゃん」

「えっ…私、笑ってましたか?」

「俺に余裕ないから丁度いいよ。
頼りにしてるから」

ぽんと肩を叩かれて、顔が赤くなる。

「じゃー行こうか。頑張るぞー」

「頑張ってください!」

「何言ってんの。一緒に頑張るんだよ」


ああ、そっか…
さっきからズレた発言ばっかで
呆れられちゃいそう。
一緒に頑張るのか。


ミーティング室のドアを開けようとしたら、
「あ、待って」と田島さんに止められた。


ドアのノブに手を掛けたまま
振り返ろうとしたら、
田島さんが真後ろにいて、
私の髪をつまんだ。


「紙くずついてる、動くなよ」


田島さんはちょいちょいと
紙くずを取り、私に見せる。

シュレッダーあとの
紙片がついていたようだ。

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。