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ラブホリック 120-後輩の恋路。

支社に戻り、栗栖さんの笑顔を確認。
残務処理をして、今日は早めに帰れそう。

ふと隣席見ると、何だか嬉しそうな栗栖さん。

「何かあった?」と聞くと、
うふふっと笑った。

あったな。(笑)


そろそろ退勤しよう、となった時に
書類を持った矢野さんが
フロアに降りてきた。

「あ、ななちゃん帰ってたのか?
 昨日三輪に電話かけてきてただろ」

「はい、アサミに…
 矢野さんもその場にいたんですね」

「オレが誘ったからな。
 三輪ちょー心配してたぞ」

わたしが黙ってしまうと、
なんだ?という顔をして、
それ以上何も聞いてこなかった。


その後矢野さんは、栗栖さん席まで行き、
書類を渡して、業務のやりとりをしていた。


あら?
前より仲良くなってる?


微笑ましい気持ちで、帰り支度を始めた。

今日は、ごはんを作って
ケイゴさんの帰りを待つんだ。


帰ろうとすると、帰り支度をした栗栖さんが
「待ってください!」と急いで走ってきた。


駅までの道。
空はまだ明るくて嬉しい。

「ななさんが本社行かれていた時に、
 契約関係がわからないものがあって。
 Yに助けてもらったんです」
と栗栖さんが話し始めた。

「へぇ。何?A社のソフトウェア?」

「そうです!契約書探してくださって。
 すぐ見つかったんですけど…」
と言って、栗栖さんがはにかんだ。

「なに。(笑)」

「やっぱり好きですって伝えちゃいました♡」

えー!
仕事中に告ったんだ。(笑)

「Y、笑いながら『おう、そうか』って。
 それだけなんですけどね」

苦笑…

矢野さんのリアクションが
妙におかしくって笑った。
栗栖さんには紳士だな。


わたしの電車の改札に到着。
栗栖さんが、元気に言った。

「もう少し足掻いてみます。
 ななさんには敵いませんけどね!
 ではお疲れ様でした!」

「応援してるからがんばって!
 お疲れ様!」


ホームまでのエスカレーターを上る。


栗栖さん、キラキラしてとても素敵。
まっすぐで、いいな。

よし。わたしも負けていられない!

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