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ラピスラズリ 40

「堂々とチーム内の子に手ーつけるなよ。
後で揉められても困るからな」

「揉めませんよ、田島さんじゃないですから」

「テメーいい度胸じゃねえか」

急に声のトーンが恐くなり、
田島さんの顔色を伺うと
ピキピキっと血管が浮き出ていそうに
キレかけていた。

田島さん、昔チーム内の子に手を出して
揉めたの?

「天野さんっ、言い過ぎ!」

よくわかんないけど、
きっと天野さん
デリカシーない発言したんでしょ!

天野さんの腕をぱんっと叩くと、
口はまだ尖ったままだけど黙ってくれた。


「じゃあ、山下さん、
あとでミーティング室な」

怖ーい顔のまま、田島さんが
ご自分の席へ歩いて行った。




もう……

天野さんをじろりと睨むと、
「怒らせちゃったね」と悪びれていない。

ずっと癒し系だと思っていたけれど
違う面もあるのかな?


田島さんには11時ごろ
ミーティング室に呼ばれ
ちょっぴりドキドキしながら向かった。


小気味好くノックして
ガチャリとドアを開けたら、田島さんは
また顎を触りながら「おう」と手をあげる。

「お疲れー。今日明日残業つけてね」

残業の事前許可が出るということは、
ホントに大変なんだろうな…

覚悟して説明を受けた。

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