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ラブホリック 081-不穏。

ケイゴさんは、みなさんから
「ほら、市川さんお見送りして!」
と言われて、頭を掻きながら
一緒にわたしと店外に出た。


仕事中に冷やかされるのが嫌なのかな?
バーベキューでは堂々としてたのに…


「今日帰り、ユキんち行っていい?」
と、ケイゴさんが目を逸らしたまま
聞いてきた。


「うん。待ってる」

やっと目があって微笑みあうと、
男性MRさんが現れて、
ケイゴさんは慌てて離れた。

なんか…中学生みたい。(苦笑)


家に戻って、ごはんを作りながら
ケイゴさんを待った。



ごはんを作り終えて、スマホを見ると
少し前に『ちょっと遅くなります』と
ケイゴさんからメールが来ていた。

おかずが冷めちゃうなぁ…

家のベランダに出ると薬局が見える。
窓を開けて、手すりから少し
身を乗り出して覗いてみた。

薬局の電気は消えてる。

ため息をつき、
部屋に戻ろうとしたら、
薬局のパーキング前に
ケイゴさんがいるのを見つけた。

…誰かと話してる?

嫌な予感。



ケイゴさんの隣には、後藤さんがいた。



一瞬にして、心が嫉妬で真っ黒になった。

二人は、解散する気配なく話し続けている。

そんな姿を影から見つめるのも嫌だ。



部屋に入り、明日の出張の準備をした。

朝から新幹線に乗って本社へ出張に行く。
晩は本社管理部メンバーと食事予定。
体力のないわたしにはハードな1日になる。


お腹が空いたので、先に食べ始めた。
空腹でフラフラ。


来るって言うなら待たさないでよ…


心の中でケイゴさんに文句を言いながら、
彼が来るのを待った。

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