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ラピスラズリ 37

「山下さんちまで送ってってもいい?」

「あっ、はい」

「身構えないでよ」


だって……
そんな優しい目で
見つめられると恥ずかしい。


「あ!別に、家に上がり込むつもりで
送るんじゃないからね!
誤解しないで!夜道が心配なだけだから」

急に言い訳し出した天野さんに
面食らい、ふたりで噴き出した。



マンションの下まで送り届けてもらって
天野さんは帰って行った。


こういう空気が久しぶりで
ドキドキした。
男の子(そんな年齢じゃないか)と
気持ちの探り合いみたいなこと。


寝る前にはLINEが来ていた。
今度、飲みに行こうという話。


「近くにいい焼鳥屋さんあるんだよ。
るりちゃん、行ったことあるかな」


焼鳥は大好きだけれど、
名前で呼ぶんだと思いながら
「また都合が合う時に行きましょう」
と返信した。

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