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ラブホリック 078-結婚のお許し。

ケイゴさんは、けいちゃんと呼ばれていた。

あー、けいちゃんって感じだな〜と
一人心の中でニヤニヤ。

ご両親といるケイゴさんは、
いつもと変わらない。


「うちには男の子しかいないから、
 娘ができたみたいで嬉しいわ」
とお母さま。

お父さまも、口数が少ないながらも
嬉しそうにしてくださった。


お母さまの会話の端々に、
初孫を楽しみにするフレーズがあった。

早くも、孫誕生に向ける
お母さまの期待を背負い、
実家を後にした。


当時、26歳。
ケイゴさんとつきあって5ヶ月足らず。

最近は、仕事も楽しくなってきた。

赤ちゃんはいずれはほしいけど、
わたしにはまだ、遠い先の話と思っている。


誰にも気兼ねすることなく
ケイゴさんと一緒に住んで、
二人きりの時間を満喫するのが
その時点での目標だった。




赤ちゃんかぁ…



帰り道。

「母さんの言うことは気にしないでね。
 孫、孫って、気が早すぎるよ。」
と少し怒ったようにケイゴさんが言った。


「…いつか抱かせてあげたいね」


「まあ…いつかはね…」


そうして、お互いの
両親への結婚報告は終わった。

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