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ラブホリック 076-結婚のお許し。

GW。

初日は、わたしの実家へ。

この日、わたしはケイゴさんの
スーツ姿を初めて見た。
とても新鮮だった。


ケイゴさんちで支度を済ませる。

「わ〜スーツ似合うよ〜!」

「こんなんでいいのかな…」
鏡を見ながらケイゴさんが首を傾げた。

「ちょっと待って」

少し曲がったネクタイを直してあげると
大人しくされるがままの彼が
「新婚さんみたい…」とつぶやいた。



実家に着くと、両親は
とても喜んでいたように思う。

手土産を渡し、
出前のお寿司を食べる前。

ケイゴさんが両親に
「本日は、結婚のお許しを頂きたくて参りました」
と切り出した。


「ユキさんの素直な人柄に惹かれてます。
 必ず幸せにしますので、結婚させてください」


父が「娘をよろしく」と
ケイゴさんに言った時、
涙が出そうになった。

母は「しっかりした人で安心したわ」と
わたしに言った。


帰り道、幸せなのに
センチメンタルな気分になった。

それを察したかのように、ケイゴさんが
「ずっと一緒にいよう」と言った。


思っていた以上に
きちんと挨拶してくれたケイゴさん。

感謝の気持ちでいっぱいだった。


その晩は、彼にすがるように
抱き合いながら眠りについた。

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