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ラブホリック 068-先輩と一応和解。

えっと…


クールに見えますが、
性欲強くて、風俗好きで、
遠恋の彼女がいて…
わたしとも今、ちょっと気まずくて…


なんて言えないわ。


「矢野さん、異動されるけど、
 栗栖さんはこれからも開発部の案件で
 絡むから、人柄もわかってくるよ」

と当たり障りなく答えた。


「おじさんやアキバ系な方々が多い中、
 ビジネスマン!って感じですよねぇ。
 靴とんがってて」

「たしかに(笑)」

二人で笑いながら席に戻ると、
栗栖さんが部長に呼ばれ、
下ネタの洗礼を受けていた…


あんまり酷かったら止めようと
自席からその様子を見ていると、
矢野さんが席を一つ詰めて
わたしの隣に座った。


「ななちゃん。いろいろ悪かったな。
 管理部楽しかったよ」


思いがけない矢野さんの言葉に、
耳を疑って顔を上げた。


「わたしは何も…。
 こちらこそすみませんでした」
と、なぜかわたしも謝ってしまう。


矢野さんは頬杖をつき、わたしを見つめた。

あぁ…酔ってるのか。(笑)

でも、矢野さんと普通に話せたことは
素直に嬉しかった。


「矢野さん、結構飲んでますよね」

「だってみんな勧めてくるんだもん。
 断れねぇしー。オレの送別会でもあるしー。」


そりゃそうか…
わたしはグラスに残るビールを飲み干した。


栗栖さんは、目を見開いて戻ってきた。(笑)

「七瀬さん!部長、ダンディーだと
 思ってたのに、下ネタ炸裂してましたよ」

「そうなの、助けてあげられなくてごめん〜」

「いや、大丈夫すけど、見る目変わりますね!」

ほんと、そうだよね。(苦笑)


「栗栖さん、ななちゃんもよく下ネタ言うよ」
と横から矢野さんが言ってきた。

「言うわけないじゃないですか!矢野さんでしょ」

久しぶりに話したと思ったら、
すぐこんなノリに。。



最後に、栗栖さんと矢野さんが
それぞれ挨拶をして、お開き。

その時は二次会はしなかった。

もうすぐGWで、新年度の残務処理もあり
オフィスに戻って仕事する人もいた。

栗栖さんは研修終えたてで戦力外なので、
本気の引き継ぎはGW開けから。


わたしも戻って残業しようか迷っていたら、
矢野さんが話しかけてきた。

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