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ラブホリック 067-歓送迎会。

後藤さんに言われたことは
ケイゴさんには話さなかった。

不意に嫉妬や不安に襲われて、
悶える時もありつつ、
自分でも忘れようと努めてはいた。





そして、管理部の歓送迎会へ。

新人の栗栖さんの歓迎と、矢野さんの送別。

栗栖さんは、熱いタイプの
体育会系女子だった。
ショートヘアで明るい子。
いい子そうで安堵した。


今わたしが抱えている、
開発部との連携業務を
彼女を育てながら託す。

わたしの手を空けた分は、
部長のサポートや、営業管理、
契約管理をしていくことになっていた。


月末なので、宴会は少し遅めにスタートした。
栗栖さんと一緒にお店に向かった。
また下ネタ飛ぶかな…と考えながら。

矢野さんはもう席についていた。
わたしを一瞥すると、
視線を外してタバコを吸った。


栗栖さんが、矢野さんの隣に座ることに。
わたしは、少し離れた席に
座ろうと場所を探していると、
栗栖さんに腕をつかまれた。

「七瀬さん、一緒に座りましょう!」

立ち上がる栗栖さんの向こうで、
矢野さんがこっちを見たものの、
ふいっと向こうを見る。

うーん
気まずいな…

でも栗栖さんも心細いのかもしれないし、
と、その席に座り、歓送迎会が始まった。


栗栖さんは、酔っ払いと化した
おじさんたちに怯むことなく渡り合っていた。

オドオドしっぱなしだった
わたしの新人時代とは大違い。(笑)

お手洗いに立とうとすると、
栗栖さんも「おともします!」と元気よく
ついてきた。



「矢野さんってどんな人ですか?
 あの人だけ雰囲気違いますよね。」


手を洗っている横で、栗栖さんが言った。

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