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ラブホリック 065-抱き合いたい。

ケイゴさんちに到着。

家に入り、前を歩くケイゴさんに
後ろから抱きついた。

「うわっ!ど、どうしたの?」

飛びつくような抱きつき方をしたから
びっくりされる。

それも構わず、わたしは
彼の背中で本音を吐いた。


「わたし、自信ない。何でケイゴさんが
 わたしを好きなのかわからない…」


「えっ?今さら何?ちょっと顔見せて」


「…いや。」


「おれの顔見て言って」


「言わない。」


「何言ってるの…」


彼は、強引にわたしを背中から剥がして、
前から抱きしめた。


胸の中で、彼に尋ねた。

「ケイゴさんは、体の相性がいいから
 わたしのこと好きなの?」


「そんなの逆じゃないの?
 愛があるから体の相性いいんじゃないの?」

いつもゆっくり言葉を選ぶ彼が、即答した。
押し黙るわたし。


「ユキ、こっち向いて」


「…向かない。」


「疲れたからぐずってるんだろ。
 ひなちゃん(鈴木さんの子・3歳)と一緒だね。」


3歳児と一緒…!?


思わず笑うと、「やっと笑った」と
ぎゅーっと抱きしめられた。


「おれ、何か不安にさせてる?
 言ってよ。溜めないで」


ケイゴさんの、心からの言葉が、
不安の塊を溶かす。

しがみつくように抱きついていると、
お腹に何かが当たり始める。

ケイゴさんの顔を見ると
「ごめんなさい…」と謝られた。(笑)



この不安が全て消し飛んで
他の人が入る隙間がないほど
ケイゴさんと抱き合いたいと思った。

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