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ラブホリック 057-ホワイトデイ。

ホワイトデイは、外食して、
ホテルにお泊まりすることにしていた。
(ラブではない方のホテル)

いつもおうちにお泊まりだから、
たまには。って。

研修帰りのケイゴさんが
わたしの会社まで
車で迎えに来てくれることになっていた。


退社前に、使っていたファイルを
開発部のキャビネットに返しに行く。

「ななちゃん、帰るの?」

同期の仁科君に話しかけられた。
仁科君とアサミがつきあってることは、
一応みんなには内緒。

「うん、今日はちょっと。アサミは?」

仁科君がサーバルームを指差した。

「お疲れ様だね…。土日デートしてください」
と小声で言うと、仁科君が苦笑いした。

「彼氏できたんでしょ。聞いたよ。おめでとう」

「いやぁ〜。ありがとう。(笑)」

するとサーバルームからアサミが出てきた。

「あっ。ユキ、もう帰るの?今日は早いね」

「うん。お迎えが来るから」

「うそ!行く!見たい」

「ええっ?」

「そろそろコンビニ降りようと思ってたの!」
アサミ、満面の笑み。

「俺も行きたいけど、アサミに託すわ」
仁科君も笑ってる。(笑)

うーん。ま、いいか!

「…じゃ、行こう!アサミ!」

「メイク直さなきゃ!」

パウダールームに立ち寄り、
二人でメイク直しして1階に降りた。

社ビル前にもう
ケイゴさんの車が停まっていた。

車に二人で駆け寄ると、
ケイゴさんのびっくりした顔。(笑)

二度見する勢いでこっちを見、
ドアを開けて出てきてくれた。


「ケイゴさん、アサミだよ」

「はじめまして!
 同期の三輪アサミです!
 お世話になってますー」
少しテンション高めのアサミ。

「あっ…話はうかがってます、
 はじめまして。市川ケイゴです」

オドオド気味のケイゴさん。
矢野さんの時と大違い。(笑)

また来月飲みに行きましょう、と約束して
わたしとケイゴさんは車に乗り込み、
アサミは笑顔でオフィスに戻った。

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