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ラブホリック 055-無邪気。

その晩、ケイゴさんを引き止めて
一緒に寝てもらった。

わたしが寝付くまで、
ずっと髪を撫でてくれる。

すごく気持ちよくて、すぐウトウトして
ケイゴさんの胸の中で眠りにつく。


そして、朝起きたら離れてるんだけど。



無防備な寝顔を眺める。


まつげ長くて、肌白くて、ヒゲ薄くて、
幼い顔立ちの32歳男性…
(もうすぐ33歳)


新鮮な気持ちで
ケイゴさんの寝顔を見つめた。


ほっぺに軽くキスをして時計を見ると、
もう用意しなきゃいけない時間。


前のように、支度が終わってから
ケイゴさんを起こし、一緒に家を出た。


寝起きのケイゴさんは口数が少ない。

眠そうにあくびしたり、
寝ぐせがまたかわいい。


「じゃあ…気をつけてね。自転車…」

と言うと、

「うん…ユキもね」

と、眠そうな様子。

立ち止まって見送ろうとすると
腕を引っ張られて、ちゅっとキスされた。


ちょっと、人通ってるよ!

という表情をしたら、
ケイゴさんはにやっと笑って、
怪しい足取りで自転車をこぎ始めた。

ヨロヨロしてるけど…(苦笑)

ずっと見てると、彼がまた振り返って、
わたしに手を振って帰って行った。


無邪気な彼に笑ってしまう。


結婚しようと約束したからといって
すぐに行動を起こせるわけでもなく。

年度末、年度始めは仕事も忙しい。

お互いの両親にあいさつに行くのは、
GWあたりかなと話した。

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