Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラピスラズリ(連載中) > ラピスラズリ 33

ラピスラズリ 33

夏もそろそろ終わる頃、
そろそろ次のネイルの予約をした。


つけてもらったリボンは
無事残っているけれど
あんまりネイルが長くなってくると
仕事もしづらい。
今度は短めでお願いしよう。


田島さんのことは、だんだん
目で追わなくなってきたし
依頼を受けても
慌てることはなくなってきた。

話している時
じいっと見つめられて
ドキっとすることもあるけれど……


通勤電車で会うこともなくなったし
このまま忘れてしまえたらいい。




新しいジェルネイルを施してもらって
ウキウキする帰り道。

リボンは取ったけれど、
小さなストーンをつけてもらった。

オフィスに馴染むカラーで
ハンドマッサージのクリームの香りが
甘くて嬉しい。



ネイリストさんには
「彼氏できました?」と聞かれた。

全然できる気配がないのに〜、と
笑って否定したら、ネイリストさんは

「じゃあ、もうすぐできますね」

と可愛らしく微笑んだ。

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。