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ラブホリック 038-スキンシップ。

こんな風に、
お母さんみたいにしてくれたこと、
前にもあったなぁ…


ケイゴさんの手をそっと握った。

あったかい。

ケイゴさんは黙って握り返してくれた。



彼の手を頬に当てた。
やっと会えた。


「ちょっとだけ一緒に寝て…?」


布団をあけると、
ケイゴさんは迷いながらも
ベッドに入ってきてくれた。

わたしは迷わず抱きついた。

でも、彼はわたしの体調を気遣ってくれて、
ちょっとよそよそしい。


「ねぇ、ぎゅってして」


ケイゴさんは困惑の表情を浮かべながらも
両手でわたしの体を包み込んでくれた。

心地いい…

安心する。


「元気になって。」

優しい声が、耳をくすぐる。

見上げると、
思ったより近くに顔があって
少しの間見つめあった。


わたしから、ゆっくりと唇を押し当てた。
二人の唇が柔らかく重なった。


ゆっくりと離れて、彼の表情を確認して
また体を密着させた。



ケイゴさんがわたしを押し戻し、
体を起こしてベッドに座った。


「これ以上は、おれ…」


わたしも、
最初はそんなつもりなかったのに…


「好きにしても、いいよ…」

「…え?」

たじろぐケイゴさん。

沈黙。

。。。


「…もう言わない。」

ぷいっと布団にもぐると、
ケイゴさんが謝りながら入ってきて、
体を密着させて抱き合った。


わたしの上からキス。
重くて少し苦しい。


「昨日の女の子と…こんなことしてないよね…?」

唇が離れた瞬間、突拍子もなく聞いてしまった。

ケイゴさんはきょとん。


「送っただけだよ。」

「…うん。わかってるけど。」


ちょっと不安になったんだもん。


ふとケイゴさんを見ると、
すごく嬉しそうな顔をしていた。

「ユキ、かわいい。」と、満面の笑みで言った。

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