Clarice Fantasy

大人の女性向け恋愛小説置き場。たまにR-18
           

Top Page > ラブホリック > ラブホリック 025-1回目のプロポーズ。

ラブホリック 025-1回目のプロポーズ。

不機嫌なケイゴさんを初めて見た。
近寄るなオーラがすごい。


隣に座ったものの、近づけない。


「…ごめんなさい」と言ったら、
ケイゴさんがこっちを見た。

少しの間見つめ合った。


「ユキは…おれのこと好きなの?」


ふてくされたように聞いてくる彼。
子供みたい。


「好きだよ。」


「その…矢野さんより?」


「当たり前でしょ。(笑)」


「じゃ…結婚前提でつきあってる彼氏がいるって言っといて。」


えっ…?

「結婚前提だったの?」

心底驚いて、怒られてることも忘れて
普通に聞いてしまった。

「あ、いや、もちろんすぐにはしないけど、
 そりゃいつかは…」

しどろもどろな答え。(笑)


つきあって間もない。
二人して浮かれてるだけかもしれない。


だけど、涙が出そうなほど嬉しかった。

彼の想いの強さに胸がいっぱいになった。



張り詰めていた空気が
ふっと柔らかくなり
嬉しくて、彼の横にぴったりくっついて
抱きしめた。

ケイゴさんは、
バツが悪そうな顔してる。


「違うんだよ…ちょっと言い方重かったよね…」

言い訳しようと必死だ。(笑)


わたしは、結婚願望はわりと強い方だと思う。

人生初のプロポーズ(と言えるのか?)に、
すっかり舞い上がってしまった。


「ケイゴさん………嬉しい。」


抱きついて、彼の胸に顔をうずめながら言った。

彼は「嬉しいならよかった…」とホッとした様子。


わたしが顔を上げると、
ケイゴさんにじっと見つめられた。


「なに?」と聞くと

思いっきり抱きしめられて
「大好きだよ」と囁かれた。

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ

関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。