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ラブホリック 024-彼の嫉妬。

ごはんを食べに行った。

お互いの仕事の話をしたりして、
矢野さんに誘われた話も少しした。


心なしか、ちょっと口数が減ったように
感じたけど、あまり気にならなかった。


その後、彼の家に到着。
前よりは緊張しなかった。


ケイゴさんが、わたしを見ながら言う。


「その服、くつろげないよね?」


今日の服装は、
ニットにタイトスカート、タイツ。


「スウェットならあるけど着る?」
「うん、ありがとう」


ネイビーとホワイトのボーダー柄スウェット。
メンズものだけどかわいい。

ケイゴさん似合いそうだなぁ〜


「どこで着替えようかな…」と言うと
「今更隠さなくていいでしょ」と彼。



「…じゃあ………ケイゴさんが脱がせて…」


ちょっとドキドキしながらも言ってみた。

ケイゴさんは驚いていたけど
わたしの前に立ち、
シャツのボタンに指を掛けた。



二つほどボタンが外れて、
ケイゴさんの手が止まった。


少しの沈黙のあと、目を伏せながら
彼が言った。


「男と二人きりで飲みに行っちゃダメだよ」


え……
矢野さんのこと?

ケイゴさんの目がいつもより冷たい気がした。


「いかないよ…」
「ユキも、彼氏いるってはっきり言いなよ。」


そ、そうだよね…
ケイゴさん、怒ってる?


「ごめんなさい…」


わたしが謝ると、
彼は自分の髪をぐしゃぐしゃと掻いた。


「ごめん…でも我慢できなくて」


ケイゴさんはわたしから離れてソファに座った。


「ユキが男と話してる姿想像するだけで、腹立つ…」


恐る恐る、ケイゴさんの隣に座った。

いつもあんなに穏やかなのに。
どうしよう…

下手なこと言わなきゃよかった、と
激しく後悔した。

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