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ラブホリック 023-会社の人。

数日後、仕事終わりに
ケイゴさんが会社近くまで
迎えに来てくれることになった。


忙しい時期ではなかったから
定時でいそいそと上がったら、
ケイゴさんから、ちょっと遅れると
メールが来た。


1Fコンビニに寄り、
雑誌を見ながら待ってると、
コツンと肩を叩かれた。

矢野さんだった。


「もう帰るの?珍しいね、定時退社。」


「あ…矢野さんは残業ですか?」


「まぁ、あとちょっとね。何?飲み会?」

ぐいぐい聞いて来られて、怯む私。

「いやぁー…ちょっと…まぁ」


「オレとも今度飲み付き合ってよー。
 全然行けてないでしょ。」


「そうですね、都合が合ったら…」


アサミと、矢野さんの話をしてから
妙にビクビクしてしまう…




「……警戒してる?」

眉をひそめながら聞く矢野さん。

気づかれてる。(汗)


「もー、してませんよ、戻ってお仕事してください!」

面倒になって、矢野さんを追い返した。


「なんだよ。(笑)ま、働いてくるよ。気つけてな」

矢野さんは、そのままオフィスに戻って行った。



ふー。

なんか断りにくくなってきたな…
次は彼氏できたって言おうかな。

でもわたしに気がなかったら、
相当自意識過剰だな。

まぁ、それでもいいか…



ちょうど、ケイゴさんからメール。

『裏に着いたよ。大きなビルだね〜』

文章を見て、心がほわんとした。


スマホを握りしめ、
浮き足立ちながら、彼の車に向かった。


「ケイゴさん!」

顔がニヤニヤしてしまう。
走って助手席に乗り込んだ。

彼はニコニコ笑って
「おつかれさま」と言った。


顔を見るのは初デート以来。


「服装、仕事の日は大人っぽいね。」とケイゴさん。


「そうかな?ケイゴさんはどんなのが好き?」


「んー…似合ってれば何でもいいなぁ。」


まあ、そういう回答になるよね。(苦笑)


前に会ってから数日しか開いてないのに、
やっと会えたように感じる。


運転してる横顔に見とれた。


早く…キスしてほしい。

早く抱き合いたい。


そう伝えたら、引かれるかなぁ…

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