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ラピスラズリ 30

田島さんならこうするかな?と思って
作ったものだから、
田島さん好みなんだろうけど……

そのあと、いくつか依頼を受け、
田島さんは去って行った。


ドキドキ……してるなぁ。
すぐに恋心は封印できないか……

不毛すぎて、本当にやめたいけれど。

冷めたわけじゃないのがツライ。


その日は定時を少し過ぎた時間に
退勤のめどがついた。

残業は推奨されていないので、
速やかに帰り支度をしてビルを出たら
後ろから男性の声に呼び止められた。




「もう、帰られるんですか?」

「帰れねぇなー。今から車で
クライアント先まで」

私を呼び止めたのは田島さん。
私が作った資料を持っていくみたい。


「運転気をつけてくださいね」

立体駐車場前で解散しようとすると
田島さんが手招きをする。

「乗ってく?山下さんち通過するよ」

「え………」

「それに、運転俺じゃないし」


バタバタと走る足音と共に、
「遅くなってすみません!」
と天野さんが現れた。

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