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ラピスラズリ 143 帰宅

田島さんは、そのあと普通に
社に戻って行った。




正社員。

田島さんの別居。

もうすぐクリスマス…


その三つが頭をもたげる。



そして、田島さんの問いに
「はい」とすぐ答えられなかったことも
もやもやとした。


今、萩原さんのこと好きなのに。
それは本当のこと。


田島さんの別居はいいとして、
正社員の話は
萩原さんにしないといけないな、

と思っていると、
萩原さんが帰ってきた。



「ただいまー瑠璃ちゃん」

「おかえり、あれ?
結構飲んでるねぇ」


というか、
かなり飲んでる?


氷をいれたグラスに
お水を入れて渡すと、
彼はごくごくと飲みほして、
私の腕を引っ張った。


「えっ、どうしたの」

「いいから」


リビングのソファに押し倒され
ニヤついた萩原さんが
私の顔の横に両手をつく。


「どうしたの、淳」

「しよう」

「いいけど…今?」


この数日、
体を重ねていなかったから
たまってるのかな?


女性の体調による数日間以外は、
ほぼ毎日体を重ねていた私たち。


「淳、お風呂入ろ?」

最近、こんなに強引なのは
めずらしいな思いながら、
彼の隙間から出ようとしたら、
頑なに阻まれた。


「きれいじゃない瑠璃がいい」

「………」


彼の言葉は、私の抵抗を失くさせる。


一枚一枚、丁寧に服を脱がされ
最後はショーツを剥がれてしまった。


彼はスーツ着てるのに。


ソファの上で、恥じらいながら
隠して座るわたしを、
萩原さんは満足げに見ていた。

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