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ラピスラズリ 119 二番目

グラスを落としてしまう寸前の
マリさんの話で、
薄々感づいた事がある。


萩原さんはきっと、
マリさんを好きだったのだ。


過去の話だろうけれど
もしかしたら
つきあっていたのかもしれない。




田島さんと萩原さんと関係したマリさんは
一体どんな人なんだろう…




萩原さんは、私ではなくて
マリさんの姿を追いかけているのかな。



と、思うと、胸が苦しくなった。



そんな苦しい胸を
萩原さんが荒い呼吸をしながら
揉みしだく。


両方の先端を中指で捉えられ、体が跳ねる。


すると、萩原さんが耳元で
「ベッドに行こう」と囁いた。



お酒を飲んだふわふわは
もう消えていたけれど
私も萩原さんも何か抱えたまま
寄り添おうとしている。


足元は地に着かないまま
二人でふわふわしている。


それでも、いいかもしれない。



目を閉じた時
一番に思い浮かぶのは
萩原さんではないけれど

きっと、萩原さんもそうだから。

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